arekoreblogdayo’s blog

主婦,ママ,元某競技者

進路の選択~親になった今~

 


『新体操~天と燃え尽き症候群~』より続く

 

 


その後、進路の選択となった時、
周りの大人は「新体操で高校へ」と進めた。

 


ありがたい事に複数校から特待制度の話しがあった。
贅沢な話しだということは重々承知。


でも当時の私は

“高校で部活として”新体操を続けるという

選択肢はなかった。

 


もちろん新体操を嫌いになったわけではない。

むしろ誇れる存在の新体操だから。

 


「高校生になってもクラブチームに残りたい」

「部活として他のスポーツもやってみたい」

という思いだった。

 


私の気持ちを知った大人達は
「そんなのただの逃げ」だと言う。

コーチに費やして貰った時間や労力を考えたら、

確かにそう言われても仕方ないのだと思う。

 


でも今回は“進路”という大きな分岐点。

 


まだ中学3年生の子ども、、、

でももう中学3年生、、、

 


自分の人生を決めるのに

“自分の意見を伝える”という行為は

間違っていないはず。

 


言葉で表すのは難しいけれど、
自分の中で“逃げ”とは何か違う感覚があった。


先生の言う事は絶対!という(今思えばおかしな話し)
風潮を信じていた私は、
自分の気持ちと周りの大人達の声とで葛藤していた。


経験してきた大人が言うのだから
その声を聞き入れるべきかどうか、、、

 


でも自分の気持ちもすてきれない、、、

 


今の私は当時の私にこう言いたい。
「自分の気持ちを信じなさい」と。。。

 


果たしてどの道を選択するのか,,,

 

 

 

~次回に続く~

 

 

 

 


『ここで、親になった今、、、』


どんな些細なことでも

子どもの意見に耳を傾けるようにしている。

 

2,3歳の頃のイヤイヤ期、

集団生活での交友関係、

また、これから先進路に悩む時もそうだろう、

 

 


例えその考えが遠回りだとわかっていても、

親である私が

一度は聞く耳を持ってあげたいし、

持つよう心掛けている。

 


聞く前から

「それは違う」「こっちの方が正解だ!」

なんて決めつけない。

 

子どもが自分なりに考えたという過程を大切にし、

そこで出した答えにまずは同調する。

結果どうするのかを一緒に考える。

 

こうやって私は子どもと向き合っています。

これが正解かどうかはわからないけれど、、、


お子様も立派な1人の人間ですから、、、。